Dry skin
高齢者の場合、加齢に伴って水分保持能力、皮脂分泌機能の低下により皮膚が乾燥し
皮膚をこすりたくなる、掻きたくなるような不快な感覚いわゆるかゆみ(搔痒感)がおこります。
搔痒感を我慢できず、皮膚をどんどん掻いてしまう事で皮膚が傷つきさらに痒さが強くなるという悪循環に陥り、炎症が悪化したり、痛みになり、QOLが大きく低下していく事につながります。
乾燥に対するアロマ予防
・皮膚の保清 ・・・精油を用いたタオルで身体を拭く、手浴
・皮膚の保護 ・・・刺激から守る
・皮膚の保湿・・・症状に合わせた植物油、精油を含むジェル、ローション、クリームなどの塗布
Choice(精油の選び方)
効果効能に捉われすぎず環境や対象者の嗜好やその時の症状に応じて選択していきます。
相手を思いながら香りを選択することもアロマハンドコミュニケーター®の大切な役割の一つです。
・クロモジ
Choice(植物油の選び方)
・ホホバオイル:天然脳ワックス。成分が人間の皮脂に近いため肌馴染みがよく使用しやすい
下記3つのオイル、それぞれと混ぜて使用すると肌への浸透力が高まる。
・カレンデュラオイル:マリーゴールドの花をオリーブ油に2〜3週間漬け込んだ進出油
・アロエベラオイル:摘みたての葉を植物油に浸しろ過する
・ローズヒップ(野ばらの実)オイル
*ローズヒップオイルは非常に酸化しやすいので小麦胚芽油などと混ぜ、酸化防止をしておき開封後はできるだけ早く使い切る。
How to use(使い方)
植物油に精油を0.5〜1%濃度に希釈したオイルを作り塗布します。
乾燥がひどい場合、アロマハンドほぐし®︎の最中に皮膚や垢がポロポロ出てきますが
皮膚の柔軟性ががよくなり、保湿、保護することにつながります。
触れるときの圧や力加減には注意が必要です。できるだけソフトにゆっくりと行います。
*特に浮腫がある、やせ気味の人などは特に注意が必要です。
アロマハンドほぐし®︎後の左手
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