秋の養生 深い呼吸へ誘うアロマ厳しかった夏に頑張ってしまった方は朝晩の風が少しずつ心地よくなり、虫の声も聞こえるようになってきたこの季節特に夏、頑張った人は空気が乾燥してくることでひどいかぜをひきやすかったりします。夏の疲れを癒すようゆっくりお風呂に入る今日のうちに寝るように心がける蓮根、大豆製品、梅干し、白きくらげ、なしなど体を潤す食材を取り入れ胃腸を労わり空気が乾燥しないよう加湿器をつけたり乾布摩擦なども取り入れてみるのもいいですね。毎日の生活の中に『肺』の養生心がけて実りの秋を心豊かに過ごしましょう。肺に働きかけるアロマペパーミントブラックスプルースフランキンセンスユーカリブルーガムティートリーお好きな香りを加湿器に入れたり小皿にお塩を盛り1〜3滴程度のアロマオイルをかけこもりがちなところに置いておくだけでも深い呼吸に誘います2025.09.19 11:30
滞りがちな毎日暑い毎日が続きます。暑さでイライラしたりなにかと怒りっぽくなってしまったりダルさとともに気持ちが落ち込んでしまったりしていませんか。脇腹や胸に張ったような痛みがある痛みがあちらこちらに移動する生理前にイライラする生理前に胸が張って痛いゲップが出やすい咽がつかえる感覚がある便秘と下痢が繰り返されるこのような症状がある人は気の巡りが滞りがちになっています。気の巡りをよくするには香りを取り入れるのがおすすめ。香味野菜、柑橘系の果物を取り入れる香りの良いお茶を飲む生活にアロマを取り入れるなどがおすすめです。またツボ押しストレッチなども取り入れてみると良いですね。自分が続けやすい方法を実践して、イライラ気分を鎮め暑い夏を乗り切っていきましょう。おすすめのアロマブレンドA: 上がりがちな気分を深い呼吸で沈めたい時サイプレスグレープフルーツローレルフランキンセンスB: 深い眠りにつきたい夜にベルガモットフランキンセンスローズゼラニウムマジョラムスィートおすすめのツボ内関手首の内側、手首の皺から上に指の幅3本分のところで2本の筋の間にある2025.07.26 15:00
How men spend the rainy season梅雨に入りなんとなくの不調を抱えている男性、実はとても多いです。□顔・手・足がむくむ□頭重感□回転するようなめまい□食欲がない、吐き気がある□お通じの状態が悪い(軟便・下痢)□腹や腸が鳴るこのような症状に悩まされていても誰に相談することもなくそのままにして仕事や子育て、勉強に頑張りすぎていませんか。高温多湿になるこの時期は暑と湿の邪気に体が影響されやすくなりこの邪気に影響を受けるのが胃の働きになります。胃の働きが弱まると栄養補給や体の水はけ免疫力の低下にもなっていきます。食べ物から栄養物質が作れなくなると気・血・水(人の身体を構成する成分)の生成も上手くできなくなるのでこの状態が続くとむくみ、頭痛、めまい、吐き気、食欲不振などが起こりやすくなってしまうのです。雨が続くと地面も水を吸収しきれなくなってぐちゃぐちゃ、ビチョビチョした状態になりますよね。五臓六腑の脾は身体に必要なものを作り出している大地のようなものと考えていただくと湿気が溜まり栄養不足になると不調になると思っていただくと良いです。養生として外食中心になっている人は黄色で甘味のある食材(とうもろこし、じゃがいも、大豆など)を取り入れてみる。スッキリしない気分をリフレッシュする香りをとりいれる。汗をかいた服はできるだけ着替える髪を洗ったらすぐ乾かすなどちょっとしたことからライフスタイルに取り入れてみてくださいおすすめアロマティトリーレモングラスベルガモットオレンジ入浴剤や、ディフューザーなど手軽に取り入れられるものから選び香りのある生活を始めてみましょう。2025.06.09 15:00
健脾利湿春からの季節の移り変わりめジメジメした季節を迎えます。この時期は暑い日が続いていたら急に気温が下がったり体も急に冷えてしまうことがあります。体が冷えることで血液の流れも悪くなり、頭痛や肩こりなどの不調が現れたり水分が体に溜まりやすくなることでむくみや手足、お腹の冷えを感じやすくなります。またこの時期は自律神経も乱れやすくなり頭痛やめまいを感じる方もいます。普段からこのような不調を感じている方は特にこの時期不調を強く感じるかもしれません。普段から暴飲暴食しがち、温かいものより冷たい物を好む嗜好のある方は胃腸などの消化器も疲れ水分代謝の異常が起こりやすく、そのため全身に栄養が行き渡らず、水液の流れが滞りやすくなってしまいます。健脾利湿 (脾(漢方で五臓の一つ)を健やかに保ち湿気を排出する)梅雨の時期は脾の働きを正常に保つようにし消化吸収を促し、湿気を体に溜めないようにすることを意識し体調を崩しにくい生活を心がけていきましょう。*脾のはたらき→飲食物を消化し生命力の根本となる気血を作り出す養生ポイント食事:消化の良いものを摂り脂っこいもの冷たいものを避ける 生姜、ネギ、シソなどの香味食材、緑豆、冬瓜、アスパラなどの余分な水分を取り除く作用のある食材を取り入れる運動:適度に体を動かす、(汗をかいたらすぐに着替える)生活:布団や衣類などに湿気がこもらないようにする 香りを活かす(香りは気を巡らせてくれます) ストレスをできるだけ溜めないように時々呼吸に意識を向ける(4秒で吸って4秒で吐く)健脾利湿の香り・ペパーミント・パチュリ・フランキンセンスお部屋に香らせたりトリートメントオイルを作ってお風呂上がりのセルフマッサージなどに取り入れます。2025.05.09 15:00
心身一助心身一助心と身体は相互に影響し合う表裏一体の関係健康は「心・身体・運動・休養」という四つの側面からの成り立っています。(大自然医薬養生学)「心」と「身体」は私たちの存在そのもの「運動」と「休養」は生きていくうえで欠かせない活動これら四つの側面が私たち自身やその根源である生命力を養っています。大寒と立春の間の1年で最も寒いこの時期身体は縮こまり巡りが滞りがちになります。セルフマッサージを取り入れたり、ゆっくりとした時間を作ってみましょう。寒くて篭りがちな家の中では気分が落ち込んだり、イライラしたりすることもあるかもしれません。そんな時には『腹式呼吸』で入れ深くゆっくりした呼吸をしてみるとバランスも整ってきます。篭りがちな家の中で深い呼吸へ誘う香織りユーカリサンダルウッドリッツェア・クベバローズゼラニウムジュニパーベリー2025.01.29 15:00
コラム 〜日日是好日〜大きな災害から始まった昨年は一日一日生きるために前に進んだ一年でした。生きることは食べることどんなときにもまずは自分にエネルギーを蓄え今日一日を大切に生きる。いろんなことを乗り越えて迎えた新年の朝陽は神々しいほど鮮やかなオレンジ色に辺りを照らし始めました。澄み切った空気の静寂な朝に浮かんだ言葉は『日日是好日』どんな日もかけがえのない一日である今日一日を大切に生きる。当たり前なのにどこかおざなりにしてしまう日常今年は丁寧に一日を過ごしていこうと心に留め雪景色の外から暖かい部屋に入ると室内に自然な木の香り、温もりのある香りのブレンドが広がり深く深呼吸をして、静かな新年が始まります。皆様にとって一日一日大切な一年になりますように。冬の山荘の香り・バチェリ・ベルガモット・ネロリ・プチグレン・オレンジスィート・サイプレス・グレープフルーツ2024.12.31 22:00
恬淡虚無『恬淡虚無』 (てんたんきょむ)これは、老子や荘子を代表する道家思想の根底概念です。何事にもかたよることなく過不足なく調和がとれていること 「わたしの心はつねに澄んでいる」と。 物事に執着せず、こだわらず、心安らかであること「虚無」とは、つきぬけて空っぽという意味で「無い」のではなく、世の中のあれやこれやを超越した状態「無い」のではなく、「ある」欲望や執着にとらわれず日々ある楽しいことも、苦しいことも心奪われることなく、心かき乱されることなくつねに穏やかな心を保ち続ける 自分の気持ちをいかにコントロールできるか 心乱れれば、過度に興奮し、自律神経が乱れ免疫が低下し、病気にもなりやすい「心がけは安らかで静かであるべきで、貪欲であったり妄想してはならない、そうすれば真気が調和し、精神もまた内を守ってすりへり散じることはなくこのようであれば病が襲うということがあろうか。」という意味となります。1年を振り返り新たな年を迎える準備をする月。過ごした年の楽しかったこと、辛かったこと、悲しかったことに心奪われ、かき乱されることもあるかもしれません。そんな気持ちをコントロールし心を保てる香りのブレンドがそっ時いいもちに寄り添ってくれます。・カモミールローマン* サンダルウッド* ジャスミンAbs* yuzu・フランキンセンス・マジョラムスィート・ラベンダーアングスティフォリオ・ローズゼラニウム2024.11.30 15:00
冬至〜芯から温まるからだ作り立冬が過ぎたのに本格的な冬はまだまだ先のように感じるこの頃少しずつ寒さに身体を慣らしながら冬への準備を始めましょう。外出の際には気温の変化に体を冷やさぬよう足元はくるぶしまで温め首元にはマフラーなどの寒さ対策もして出かけましょう。血行を促進し、からだを芯から温める力があるショウガ、ネギ、大根などの食材を取り入れ栄養補給をすることも大切です。温もりを感じ穏やかな気持ちに包まれながら冷えを感じる時芯から温まりたい時におすすめのアロマレシピ・オレンジ・サイプレス・ジンジャー・プチグレン・ブラックスプルース2024.11.14 15:00
和敬清寂和敬清寂日本の美意識を表す言葉で、調和、敬意、清潔、静寂の心を育むことを教えています。 これは、人との関わりや環境との調和が重要であり、心の清らかさと静けさが真の美を生み出す土台となります。和(調和)・・・お互いに相手のことを思いやって仲良くする敬(尊敬)・・・お互いを敬いあい自分の考えばかりを押し通さない清(清浄)・・・見た目の清潔さだけでなく心も清らかである寂(静けさ)・・・どんな時にも動じない慌てない心(何が起こってもいつもおどおりにいられる心がけ)和敬清寂は茶の心を表す言葉でもあります。茶道で、主人と客が互いの心を和らげてつつしみ敬い、茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと。 千利休の茶道の精神・境地を表した語であり「和」「敬」はともに主客の心得を、「清」「寂」は茶庭・茶室・茶器などに関する心得をいいます。茶室では侘びという美意識の下に、余計な装飾等を一切排除した、必要最低限かつ十分な環境の中で、客と主人が一期一会を愉しみます。主人はその為にあらゆる気づかいをし、客もそれに礼をもってこたえる。一つ一つの所作にはは、こうした心が全て反映されていて一呼吸の中にさえ感情移入してしまうような静寂な空気感を作り出します。「茶室の中に一旦入れば、皆平等であるという精神」を千利休は組み入れたかったのです。これからの季節人と集う時間が増えてきます。もてなす側も呼ばれる側もお互いが気持ちよく過ごせる空間を意識して香りを焚いてみましょう。|和敬清寂の香り*その場を和ませどこかほっと一息できる香りのブレンドゆずホーリーフマジョラムスウィートサンダルウッドパチュリプチグレン*静寂で落ち着いた寺院のような香りのブレンドヒバ伽羅アガーウッド(沈香)アンブレットシード2024.10.31 15:00
心が整う深まる秋の気配を感じるなか余裕を持って過ごしたいと思う日常が雑多なことに追われて過ごしていませんか。自分自身を振り返る時間を持ちたいと思いながらも起床から就寝まであっという間に過ぎ寝落ちしてしまうこともしばしば・・・。そんな毎日に精油を植物油に入れたブレンドオイルで心を整えてみましょう。「心が整う」とはMeditating helps me find inner peace.自身の内面が落ち着いてバランスが取れた状態を指し、心理的な安定や調和を意味します。|心整うブレンドフランキンセンス老化した肌、乾燥、肌荒れ、シワやたるみなどの皮膚トラブルにも優れた作用を発揮し、エイジングケアとして役立ちます。呼吸を深め胸部の緊張を緩めてくれるので心を静かに集中させてくれイライラや不安が強いとき、ストレスで眠れないときにも役立ちます。パチュリ保湿や収れん作用、皮膚の再生作用があるので乾燥肌、アンチエイジング、肌荒れの症状を緩和させ早く治す作用があります。大地を思わせる深い香りは気持ちの高ぶりを抑え、不安やネガティブな思いを和らげ、イライラや緊張からくる頭痛の緩和にも役立ちます。ラベンダー心を落ち着け、ストレスを和らげ、感情のバランスをとってくれます。 リラックス効果が高く気分を安定させてくれるので、不眠に優れた作用を発揮し良質な睡眠へと誘ってくれます。パイン頭がすっきりしないときに心をリフレッシュさせてくれる作用があり、気持ちが落ち込んだり疲れ切った心に活力を与えてくれます。 また、自分を否定したり内向的になり過ぎてしまったときに、自己受容を促してくれます。 他にも体の浄化を図り、気を強壮する作用や呼吸器系を整えてくれる作用も期待できますユーカリブルーガム優れた抗菌・抗炎症効果があり、鼻かぜや花粉症による鼻づまり、のどの痛みなどの気管支トラブル対策、風邪の予防などが期待されています*ブレンドオイルの作り方上記の精油6滴を30mlの植物油に混ぜます。Aroma style2024.10.23 15:00
勉強会*2024年11月以降勉強会がリニュアルします。アロマハンドコミュニケーター®︎協会会員様限定の勉強会介護施設・障害者施設を中心に行う社会貢献の一環として福祉に関わる事業の一環としてアロマハンドほぐし®︎を通じてつながりを深めるさまざまな場面で人と人を繋ぐ活動が行われています。自分のために始めた好きなことがいつしか誰かに寄り添えることになっていくアロマハンドほぐし®︎を習う多くの方が社会の繋がりの一員としての手になり大きな担い手になっていきそれは自分自身の大きな自信となっています。またボランティアの活動は決して一人でできることではありませんお互い支え合い信頼し合える仲間がいるからこそできることだと思います。・ボランティアを通じて信頼できる仲間をつくる・技術力の向上・アロマテラピーを深める(・ブレンドの仕方・施設での香りの役割・高齢者に対する香りの使い方・活動における身動心を身につけるなど)・心動身を身につけ自分自身がラクに動ける姿勢などアロマハンドほぐし®︎を行いながら自分自身が健康にもなる勉強会となります。2024年11月LINE登録スタート予定不定期開催1回2時間程度を予定*勉強会(ブラッシュアップ)参加へのご注意アロマハンドコミュニケーター®︎協会のレッスンを受講された方アロマハンドコミュニケーター協会講師による外部講座を受講された方が対象となります。2024.10.01 03:00
行住坐臥行住坐臥(ぎょうじゅうざが)とは人の立ち居振る舞いの根本である歩くこと、とどまること、座ること、寝ることの四つを表す言葉。これを合わせて四威儀という。日常の所作を整えていくことに注意を向けていると自分が今休むことが必要な状態か否かを自覚できるようになります。自覚できるということは身体感覚に意識を向ける状態が身についていることになり、症状として現れる前の不調のサインに気づきやすくなるため早めの対処がしやすくなることにつながります。M-style lessonで取り入れている身ー動ー心を基に自分の身体に注意を向ける練習は足裏を意識して立つ姿勢骨盤を立てインナーマッスルを整えながら座る姿勢仰向けに寝る姿勢から導くリラクゼーションなどをとりいれそれぞれの姿勢の中で身体の内側に注意を向ける意識が身についていきます。| 身体の内側に注意を向ける方法肩甲骨がしっかりとつくように仰向けになって身体が地面に吸い込まれていくような深い感覚を意識します。目を閉じ自然な呼吸に意識を向けて深呼吸を数回繰り返します足先から順に頭まで一つ一つの部位に意識を集中させ感じる左右差や違和感、体温などを自分自身で観察していきます。(足指→足裏→踵→足首→ふくらはぎ→膝→太もも→骨盤→背中→肩甲骨→手の指先→手のひら→手首→腕→肩→腹部→胸→首→顔→頭)観察が終わったら再び深く深呼吸をして、ゆっくりと目を開けます。寝る前に布団の中で行っていると最後に行き着く前に深い眠りに落ちてしまうことも度々あるほど深いリラクゼーションを促し、心や身体のストレスを軽減しながら自分の身体を考察することができます。10月に入りますます深まる秋は朝晩の冷え込みと日中残る残暑が繰り返される中身体に注意を向けているともの悲しくなる夕刻にだるさを感じたりします。季節の移り変わりは自律神経も乱れがちになるせいかもしれません。そんな時におすすめのブレンドユーカリブルーガムディートリーオレンジ2024.09.30 15:00